こんにちは。そらです。この記事を書いている今、私の応援しているプロ野球チーム「阪神タイガース」が13戦1勝11敗1分というとんでもない借金を抱えてしまっている状況です。これからカード3連戦のうち2勝以上していけば借金は減るが、ぜひともあきらめずここからどんどん勝っていってほしいと願うばかりです。

 

 

 さて、先日投稿したブログで今回は私自身の卒業レポートについて触れるといったので今回はそれについて書いていこうと思います。

 

 まず、私は実習を児童養護施設で行い、併設されているショートステイの施設でお話を聞かせていただいたとき、「軽度障害者を受け入れることのできるショートステイが少ない」と教えていただいたことをきっかけにショートステイへ興味を持ちました。

 その後虐待についても調査を進めていると障害を持つ子と虐待定型発達の子と比較したとき、身体障害のある子どもの場合4.3倍、そして知的障害のある子どもは13.3倍という「全国児童相談所における家庭支援への取り組み報告書(2009)」を閲覧しました。この調査データから、障害のある子どもの親の負担の大きさが障害児の虐待リスクになっているのではないかと考えました。そして虐待リスクを下げるためには親の子育てに対する負担の大きさを減らすことが必要で、そのためにはショートステイの利用がその手段の一つであるのではないかと考えました。

 障害の有無にかかわらず、子育ての中の親が安心して子どもを施設に預けられることで虐待そのものが減るのではないかとも考えました。

 

 つらつら書いていますが簡潔に言ってしますと障害を持つ子どもの虐待リスクが高いという事実から虐待そのものを減らすためには親の負担を減らすことが重要なのではないか。そしてそのための手段の一つとして子どもに手を出しそうになった時にショートステイがあることで親のストレス発散になり子どもも安全な場所で暮らせて虐待に至ることが少なくなるのではないか、と考えました。

 

 

 そこで現在のショートステイの現状について調べたのが私の卒業レポートになります。

  

 その内容を簡潔に超簡潔にすると・・・・・・・

 

 

 研究では、現在の障害者ショートステイの設置基準、稼働率から、介護負担を減らすことのできるようなショートステイとなっているのかを明らかにし、また、利用状況と課題についても明らかにすることを目的としました。具体的な検討方法は、主に「厚生労働省平成24年度障害者総合福祉推進事業『地域における短期入所(ショートステイ)の利用体制の構築に関する調査について 報告書』」などを参考に、実際のショートステイを行っている事業所のホームページなどからショートステイの現状と課題を検討し考察しました。

 その結果、ショートステイの歴史は緊急保護事業として始まり、次第にレスパイトとして私的事由の利用が要件として認められてきている。ショートステイの利用者数も年々増えてきているが障害福祉計画で目標とした人数には届いていないこと、ショートステイの利用促進、ショートステイの発展のためには人材不足、人材養成、ショートステイの普及そのものが課題であることが明らかとなりました。

 

 レスパイトというのが「一時休止」「休息」「息抜き」を意味します。

 

 

 私の考えである虐待に至る前に利用できるようなショートステイを目指すにはこの「レスパイト」での利用が重要になってきますよね?でも現状はそのような利用には至っていないということが分かりました。

 

 

 こんな研究をして大学院では引き続き、軽度障害のある子どものショートステイについて、ショートステイを利用する人の家族支援、などについて調べたいと思っている次第ではあります。

 

 こんな長い文章になってしまいましたが、なかなか言いたいことが言えたように思えませんw

 なので一応レポートのリンクを貼っておきます。暇な人、ほんとに暇で仕方ない人はどうぞ!

https://1drv.ms/w/s!AoNjO0eltWkUiwO8qD4rfQKSQ_pd?e=04sYxM

 

  次回更新から先行研究について読んだ後考察を書いていこうと思います。